2013年の冒険――2013年12月19日の日記

2013年の冒険。
コクリコ坂から』はお正月にやってて初めて見たのかな。大好きで何度も見た。特に朝ごはんのシーンとメルがお母さんとお話して涙するシーン。
冬〜初夏は概ね山の家で過ごしたのだが、山の冬もなかなか楽しかった。
炬燵に入って二人で夜更かししたことや、お餅の匂い。その炬燵のテーブルの上で、数Ⅱの問題集をひたすら消化した。もりもりやった。
すぐ日が沈む冬の日の夕餉は異常に早かった。
さらさら雪が積もった。
春の夕方はいつまでもいつまでも日が沈まず綺麗だった。散歩してぐるっと回ってタンポポの綿毛を吹く。みんな仕事からなかなか帰ってこなくて、この時期はたっぷり働くのだ。
陽の射す縁側は暖かく眩しかった。
今年の梅雨明けは早かった。
おばあちゃんが茹でて冷やしておいてくれたそうめんの美味しかったこと。
クラムボンのチケットを衝動買いして、夏の夜、3peaceを聴いたっけ。(結局行かなかった)楽器の音が酒蔵の中で鳴ってる不思議なアルバム。楽器たちは堂々としてる。酒樽のように。暑くて木枠の窓を開けると、虫が大量に入ってきた。
8月、津に行ったら暑くて死に物狂いで帰ってきた。海が見たかった。山を越える鈍行電車は酔うし。赤福餅は無いし。
夏休みは友達と新大宮のくるみの木で晩ごはんを食べた。
爽が美味しいことを発見する。
更にアモバンという薬は寝る前にアイスクリームを食べないと死ぬ怖ろしい薬だった。
ある日、突然。
その人と秋晴れの日を過ごすイメージが脳裏に焼き付いてた…。夢を見ていたように。もし、その人が独身だったら、今でも好きだったかな。
明け方まで姉の部屋で勉強、薬飲んでシャワー、朝日で眠れない毎日だった。記述模試の現代文がショックすぎて一週間泣き通し。塾の宿題も泣きながらやった…。
ヘビロテしてたスピッツのCrispy!で温かい海に思いを馳せた。
鬱になり押し入れで寝たり起きたり。(少し埃っぽいけど楽しい)
自分の道がわかんなくなっちゃって、今もそうだが。
理想の生活をしてても、何かが足りないというか、不安があり、一体何が足りないのかわかんなかった。
自分の理想は結局上辺の物に過ぎず、本心ではない。これは自分の感情にも言えると思う。
病気になりたい私と病気になりたくない私は、なりたい私がちらちらしてるけれども。本当はなりたくない私なのだという。
一体本当の理想とはなんだろう、とは思う一方で、「勉強したことは後悔しない」という言葉に確かにと思う。
点数化するようなもので無くても良いから、学びつづけよということを決定した。